スレート屋根の寿命とは
2022/12/26
家を建てる際スレート屋根を選んだものの、寿命がどれくらいなのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
屋根が劣化し傷んでくると、雨漏りなどの不具合が発生することがあります。
そうならないよう、寿命を把握して早めにメンテナンスすることが大切です。
そこで当記事では、スレート屋根の寿命について解説します。
スレート屋根の寿命
一般的なスレート屋根の寿命は、20〜30年といわれています。
しかしこの年数は、周辺の環境やメンテナンス状況によっても変化します。
寿命をなるべく伸ばしたいという方は、定期的なメンテナンスを行いましょう。
スレート屋根の傷みのサイン
スレート屋根の傷みを放っておくと、屋根の寿命が短くなるだけでなく建物自体に影響を及ぼすこともあります。
以下では、目で見てわかる軽い傷みのサインを見ていきましょう。
色褪せ
屋根の色があせてきたら、屋根が劣化し始めているサインです。
新築から5〜7年で塗膜の効果が低下し、この症状が現れます。
防水効果が低下しているため、屋根が水を吸いやすくなっているでしょう。
この状態を放置すると屋根の劣化が早まり、他にも不具合が発生する可能性があります。
苔が生えてきた
色褪せの状態を放置し屋根の防水効果が切れると、苔が生えることがあります。
この状態で放置すると、スレートが脆くなります。
日当たりの悪い場所では特に苔が繁殖しやすくなるので、定期的にチェックを行いましょう。
まとめ
スレート屋根の一般的な寿命は20〜30年と言われていますが、周辺の環境やメンテナンスの有無などにより左右されます。
屋根に傷みのサインが現れたら早めにメンテナンスをすることで、寿命を伸ばすことができるかもしれません。
定期的に状態を確認し、早めにサインを発見できるように心がけましょう。