屋根工事で太陽光発電を設置する際の注意点
2023/03/01
近年は太陽光発電を設置する一般家庭も増えてきています。
なかには、これから太陽光発電を設置しようと考えている方もいるでしょう。
しかし、古い家屋にそのまま太陽光発電を設置できるのでしょうか。
今回の記事では、太陽光発電を屋根に設置する前に行っておきたい屋根のチェック項目をご紹介します。
屋根工事で太陽光発電を設置する際の注意点
太陽光発電に使われるパネルは、1枚につき約15㎏前後の重さがあると言われています。
たくさんのパネルを設置すればするほど重くなるため、その重みに屋根や建物自身が耐えられるかチェックが必要です。
特に古い家屋や屋根の劣化が進んでいる場合には、事前に屋根のチェックをして安全性を確認しておきましょう。
設置前にチェックしておきたい部分とは
屋根の材質
屋根材としてよく使用されているスレートの中でも、天然スレートの場合は注意が必要です。
天然スレートは天然石を薄く加工したもので、一点に重みが集中すると割れてしまう場合があります。
また、セメントや繊維を混ぜて作られる化粧スレートの場合も、耐用年数が20年程度のためメンテナンスが必要です。
太陽光パネルを設置した後でもメンテナンス自体は可能ですが、パネルを取り外して作業するため施工期間が長くなってしまいます。
設置を検討する際には先に屋根のチェックをし、必要なメンテナンスをしておくことが望ましいでしょう。
内部構造
軽量の屋根にする前提で、室内空間を広くとる間取りになっている家もあります。
その場合、屋根の上の太陽光パネルの重量に耐えられない、もしくは耐震性にかかわってしまう恐れがあります。
屋根材だけでなく、内部構造も再度チェックしておきましょう。
まとめ
太陽光パネルは1枚15㎏前後の重さがあり、枚数が増えるほど重くなります。
その重みに屋根や家自体が耐えられるのか、設置前にきちんとチェックしておくことが大切です。
瓦工事や屋根工事を行う『株式会社U-SWIFT』では、ドローンを使った屋根の調査を行っております。
屋根やメンテナンスのことで不安がある・気になる点がございましたら、一度ご相談ください。