屋根瓦の種類と特徴をご紹介
2023/05/15
屋根材として使われる瓦にはさまざまな種類があります。
そこで今回は、屋根瓦の種類と特徴についてご紹介していきます。
屋根瓦の葺き替えリフォームをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
屋根瓦の葺き替えのタイミング
屋根瓦の葺き替えは、およそ20年に1回行うのが目安です。
屋根瓦自体に損傷はなくても、ルーフィング(防水シート)が劣化しているケースもあります。
できるだけこまめにメンテナンスを行うと、建物自体の耐用年数を維持しやすくなります。
屋根瓦の種類と特徴
屋根瓦には以下のような種類があります。
陶器瓦
粘土を成形した後に、ガラス質の釉薬を塗って焼いた瓦です。
見た目にツヤがあり耐水性が高く、色あせもしにくいです。
陶器瓦の耐用年数は50~60年ほどです。
いぶし瓦・素焼き瓦
釉薬を塗らないタイプの瓦です。
耐久性が高く、お寺でも使われています。
いぶし瓦の耐用年数は30~60年くらいです。
セメント瓦・コンクリート瓦
セメント・水・砂が原料の瓦で、見た目を自由に成形できるのが特徴です。
ただし他の瓦と比べると耐久性が低めで、重さもあるので地震に弱い傾向があります。
セメント瓦・コンクリート瓦の耐用年数は20~40年ほどですが、10~20年に一度の塗装が必要です。
まとめ
屋根瓦の葺き替えは20年に1度が目安です。
屋根瓦には陶器瓦・いぶし瓦などさまざまな種類・特徴があるので、予算や好みに合わせて検討してみましょう。